インターネットを利用してお金を稼ぐのには、全くスキルが必要なく始められるものもありますが、Webに関する知識を身につけるついでに資格を取っておいても損はないので興味がある方は資格にチャレンジしてみましょう。
WEBで役立つおすすめ資格
IT業界では知識と経験が一番重要で特別な資格は必須ではありません。とはいえITスキル身に着けてを証明するために資格を持っておくとキャリアアップの道が開いたり、IT系の会社に就職する、フリーランスとして活動する際に役立ちます。
中には難易度が高いものもありますが、この機会に学習意欲がある方は自分の評価を上げるのに繋がる下記のWeb関連の資格の取得を検討してみましょう。
Webデザイナー
パソコンを使ったホームページの作成やデザインの企画に役立つ資格として下記のようなものがあります。
Webデザイナーになるために必要な資格は特にありませんが、知識とスキルを見身に付け資格を持っていれば様々な場面で経験を活かすことができるでしょう。
ウェブデザイン技能検定
Webサイト制作するのに必要になる、幅広い知識やスキルを身に付けていることを証明できる資格となります。
1級・2級・3級の等級があり、各級とも学科と実技試験を受けなければなりません。
厚生労働省が認定する国家検定となっています。
HTML5プロフェッショナル認定資格
Webサイトを作成していく時に必要なHTML、プログラミング言語のCSSやJavaScriptといったWebページに関する技術ついて知識を得ている方に認定される資格です。
試験には、レベル1とレベル2があります。
資格には有効期限があり、認定日から5年以内に資格の再取得が必要になってきます。
PHP技術者認定試験
Webページ作成に必要なPHPの知識を用いてシステム開発能力を持っていることが認定される資格となります。試験のレベルは3段階、「初級」「上級/準上級」「認定ウィザード」で設定されています。
PHP技術者認定機構が実施しています。
マルチメディア検定
コンピューターやインターネットを活用して、画像、映像、音声といったデジタル情報に必要な知識や技術の知識を有しているかを評価するために行っている検定となります。
マルチメディア検定は、ベーシックとエクスパートの2段かいのレベルがあります。
WEBディレクター
Webデザイナーとして多くの経験を積み、その後Webディレクターとしてキャリアアップしていく場合が多いです。
ITパスポート試験
ITに関する基礎的な知識を証明できる試験で、比較的難易度が低いため、必要な勉強を頑張れば十分合格を目指せるでしょう。
業務に必要なITスキルを証明できるのでおすすめです。
情報処理技術者の試験の一つで経済産業省が認定する国家試験です。
Webクリエイター能力認定試験
Webサイトを構築するうえで必要な専門スキルを一定水準保有していることを評価する試験です。
試験には、スタンダードとエキスパートの2種類があります。
合否にかかわらず、学習する内容はHPを作成する時に大いに役立つことでしょう。
ネットショップ実務士
ネットショップ運営に必要な能力を認定する試験です。
ネットショップ関連の検定・資格も他にたくさんありますが、ネットショップ実務士の実施委員会として有名な企業が名を連ねていることから信頼度も高く、EC事業者やネットショップオーナーなら取っておきたい資格ではないでしょうか。
検定はレベル1~5と入門(実務士補)の6段階に分かれています。
※資格を持っていないとネットショップ運営ができないというわけではありません。
イラストレーター
人気の職種でもあるイラストレーターの方向け。
フリーランスで働くことも可能なので芸術やデザインに関する基礎的な知識を持っておくと役に立ちます。
Photoshopクリエイター能力試験
Photoshopを使用した画像編集やデジタルコンテンツの編集スキルを証明するための試験となります。
画像編集などの専門的な知識を身につけて資格を取っておくことで、Webクリエーター関連の就職・転職にも役立つのではないでしょうか。
試験はスタンダードとプロフェッショナルを目指す方向けのエキスパートの2つあります。
Illustratorクリエイター能力認定試験
イラストだけでなくロゴやアイコンを作成できるIllustratorというパソコンソフトの機能を使いこなせる能力を測定する試験となります。
こちらも試験にはスタンダードとエキスパートの2種類があります。
色彩検定
色の役割・効果といった色に関する知識や技能を持っているかを問う試験となります。
学んでおくと色にかかわる全ての分野に応用できるので、幅広い業種に活かせるのではないでしょうか。
なお、検定には3級、2級、1級、UC級の4つあります。
文部科学省の後援を受けている検定となります。
カラーコーディネーター検定試験
仕事に役立つ実践的な色彩の知識の検定です。色彩検定よりも専門性が高く工業デザインやプロダクト向けと言われています。
検定は、1級・2級・3級とレベルが分かれています。
試験は東京商工会議所が主催しています。
CGクリエーター検定
CG(コンピュータグラフィック)の制作で必要な、映像表現技術、 CG理論の知識、 CGソフトウエアなどの知識を測る検定となります。
CGクリエイター検定は、ベーシックとエキスパートに分かれています。
検定はCG-ARTS協会が主催しています。
Illustrator CC | Adobe Certified Professional
アドビ認定プロフェッショナルはアドビ製品を使いこなすのに必要な一定のスキルを持つを証明する資格試験で、Web・DTPなどの業界でデザイナーやクリエーターとして働きたい人の能力認定試験となります。
WEBプログラマー
ウェブサイトを構築する際には、ウェブプログラマーの存在が欠かせません。
さまざまなプログラム言語を操るスキルが必要になりますので、資格を持っておくとWebプログラマーとしての知識やスキルをアピールする手段となります。
情報処理技術者試験
IT人材に必要な情報処理の基本的な知識を問う試験。IT関連のすべての人に活用できる試験となりますので、IT業界で仕事をしたい方にとっては定番の資格となっています。
高い評価を受けている試験で合格者に資格手当などといった報奨金制度を設けている企業もあります。
経済産業省が認定しているIT系の国家資格となります。
Oracle認定 Java資格
Oracle社が開発したJavaに関する知識と技術を証明できる資格となります。
プログラマーやSE(システムエンジニア)をめざしている方におすすめです。資格区分は「Bronze」「Silver」「Gold」に分かれていて8種類の認定資格が用意されています。
ビジネス著作権検定
ビジネスで必要な著作権に関する基礎知識を問う試験です。特にインターネット社会では有用な資格となるのではないでしょうか。
初級と上級があり、ご自身のレベルに合わせて受験できます。
画像処理エンジニア検定
デジタル画像技術に関する必要な知識やスキルを持っているかを問う試験で3つの検定・5部門に分かれて実施されています。
老若男女問わず幅広い年齢層の方が目指せる、将来性のある資格となります。
アフィリエイトで役立つ資格
以下の資格もなくても全く問題はありませんが、 アフィリエイトで役立ちそうな資格なのでチェックしておきましょう。
ウェブ解析士
ウェブサイトに関するあらゆる情報を収集・分析、問題解決できる能力を持っているか認定する試験。
知識を身に付けることでデータ分析能力が向上します。
Google アナリティクス個人認定資格(GAIQ)
Googleアナリティクスを活かせる能力を持っているか問われる試験です。
合格するとGoogleから公式に認定されますが、有効期限があり合格後12カ月間で期限が切れると再受験する必要があります。
ホームページ作成検定試験
日本情報処理検定協会が主催していて、ホームページ作成能力を身に付けているかを検定試験として実施しています。
4級、3級、2級、1級の4種類の階級があります。
WEBライティング能力検定
Webライティングに必要な技術を持っているかを問う試験。検定には1級から3級まであり、 Webライターを目指している方は受けてみてはいかがでしょうか。
資格の期限は2年で更新にはセミナー又は動画配信の受講(費用が必要)が必要になります。
※よく似たものとしてWEBライティング技能検定というものもあります。
SEOマーケティングアドバイザー
SEOについて深く理解している方に、知識や技術を問う試験となります。
サイト運営者の方はサイトが検索上位に表示されるように日々努力をしていると思います。SEOの勉強のついでに資格を取得すれば、スキルも身につきビジネスに活かせるのではないでしょうか。
※資格取得には取得費用が必要になりますので、試験先で確認をしておきましょう。
資格を取得するための勉強法
スキルを身に付けたい方は参考にしてください。
- 公式教材を購入して独学する
- 通信講座・オンラインスクールで学ぶ
- 専門学校に通う
独学で勉強しようにも、自分の勉強方法に自信が持てない方も多いでしょう。そのような方はオンラインスクールや専門学校に通うといいでしょう。
チャレンジしてみましょう!
Web関連の資格は、今回記事で紹介した他にもまだまだたくさんあります。
未来の自分へ投資する気持ちで、スキルを身に付けてみませんか?
Web関係の作業をする上で欠かせない技術や知識を勉強するついでに試験を受けてみるのもいいと思いますが、いずれの試験もお金と時間をかけて勉強する必要があるので、資格を取りたいのであれば自分が何をしたいか目的をしっかり持って検定に挑みましょう。